アレッポの石鹸

地元の駅ビルのショッピングモールにあるお店に積んであった石鹸が気になっていました。それがアレッポの石鹸でした。

シリアのアレッポというところで作られている石鹸で、原料がオリーブオイルとローレルオイルだけという天然素材だけの石鹸があります。

1000年の歴史があるこの石鹸は、深みのある緑色で(表面は黄土色、キャラメル色)、一見レンガのような外観です。

原料を3昼夜釜で焚いてから、1~2年熟成させます。表面が黄土色(キャラメル色)なのは、熟成の過程で表面の色が変わるためのようです。

昔ながらの製法なので、グリセリンがたっぷり含まれてる一方、人工的な化学成分は一切含まれていません。

オリーブオイルは、人の肌とよく似た組成のオレイン酸を多く含んでいるので、肌の汚れを落としつつ脂肪酸を補うので、洗った後、肌がつやつやしているのがわかります。

今現在、ご存知のように、シリアは内戦と欧米諸国の爆撃とISISの戦闘で、多くの市民が死傷し、国が破壊されています。アレッポはその中心ともいえる激戦地で、アレッポの石鹸工場も破壊されました。しかし、幸いなことに、トルコ南東部に工場を移し、現在も生産は続けているそうです。

シリア国民へのささやかな支援のためにも、アレッポの石鹸を使ってみてはいかがでしょうか?