消炎鎮痛剤(痛み止め)の副作用

整体と関係する薬としては、消炎鎮痛剤がある。消炎鎮痛剤とは、痛み止めの薬のことだ。整形外科で処方される内服薬(飲み薬)の多くは消炎鎮痛剤だ。消炎鎮痛剤の中の、非ステロイド系消炎鎮痛剤がよく処方される。

消炎鎮痛剤には、副作用がある(すべての薬は副作用があると考えたほうがいい)。

 

腰痛や肩コリなどで、シップ(貼り薬)を使う人は多いと思います。気軽に使われているシップ薬ですが、貼付用の湿布薬の長期使用は大変危険です。

消炎鎮痛貼付薬には、インドメタシンという痛みを感じさせるプロスタグランジンの合成を阻害する成分が入っています。 これが体内に入ると、交感神経を緊張させるので、血行が悪くなり、血液中の顆粒球というのが増えるため、化膿しやすくなり(化膿性の疾患の増加)、 活性酸素も増えるので、細胞組織が壊されたりします。

痛みで辛いときの一時しのぎで短期間使うぶんには、それほど危険はないかも知れませんが、痛み止めで痛みが軽くなっても、体の状態が改善したわけではありません。

慢性痛の解消は、痛み止めではなく、姿勢や体の歪みを整体や体操などで解消し、生活習慣を見直したほうがいいと思います。

非ステロイド系消炎鎮痛剤の副作用としては、消化管潰瘍がある(胃腸の潰瘍)。当然ながら、消化管潰瘍がある人は服用を控えた方が良い。ほとんどの病院では消炎鎮痛剤と一緒に胃薬が処方される。さらに、喘息が誘発されることがある。当然ながら、喘息のある人は服用を控えた方が良い。

身体の不調や怪我を火事に例えると、痛みは火災報知器にあたる。痛み止めは、火災報知器のスイッチを切るだけだから、身体の故障を治すことはできない(火事を消すことはできない)。

痛み止めを服用して、痛みが消え、怪我や不調が治ることがあるは、身体に自分自身を修復する力=自然治癒力があるからだ。

痛み止めを飲まなくても治るし、飲まない方が早く治ることが多い。