女性の身体は男性とは違います。医療はもちろん、仕事、スポーツでも、男女の身体の違いをふまえて対処する必要があります。当然、整体での調整法も男女差を考えて行うべきです

女性と男性の違いを生み出しているのは、ホルモンです。男性ホルモンはテストステロンと呼ばれます。テストステロンは睾丸(精巣)で作られ、男性ホルモンの95%を占めています。このテストステロンは身体と精神的にも男らしさを作り出します。

女性ホルモンは、卵巣で作られます。排卵を促し妊娠・出産をするために働きます。身体と心の女性らしさを作り出しているのも女性ホルモンです。

女性ホルモンには2種類あります。ひとつは“エストロゲンと呼ばれ、もうひとつは“プロゲステロンと呼ばれています。卵胞が成長していく過程で出てくるのがエストロゲンで、排卵のときに卵子が飛び出した後、破れた卵胞から出てくるのがプロゲステロンです。

肌や髪にツヤを与えたり、病気を予防したり脳の機能に関わるのは、主にエストロゲンです。プロゲステロンは、体に水分を浸透させたり、食欲を増進させたり、基礎体温を上げたりする働きがあります。むくみやニキビの原因にもなることがありますが、妊娠・出産には必要不可欠なホルモンです。

ホルモンの力は非常に大きく、ごく少量で身体を大きく変化させます。女性のからだは、女性ホルモンによって、女性である部分の機能と形態を作る出しているのです。

ですから、女性の身体を調整する場合、子宮と卵巣を中心に女性ホルモンのことも考えて施術をすることが必要になってきます。