体と生活習慣のアドバイス

当院の患者さんは、腰痛や膝、肩、首、背中、顎などが痛む、重いなどの症状の方が多いです。

施術前に症状を中心に話をうかがいます。施術カードにそれを記入してから、実際に身体の様子を記録し記入します。痛む箇所なども書きとめておきます。全身の身体のアンバランス(特に左右の違い、バランスの崩れなど)を確認した後、症状が出ている箇所を中心に、身体を動かしてもらい、関節の可動域を確認したり、痛む動作、身体の動かしやすさ(動かし難さ)も点検しておきます。

施術方法は全身を整える基本手技に加え、独自の検査で直接、身体の反応を見ながらオプション手技を決めます。症状だけを抑える(消す)ことだけを目的にした場合は、その部分や対応する施術ポイントだけに働きかけるだけでもいいのですが、全身を整えた方が原因の解消につながるし、術後の効果も長持ちするように思います。

施術自体は、私が行いますが、症状を改善するのは、患者さん自身の身体です。不調を起こすのもそれを治すのも、基本的にはクライアントさん自身の心身の機能だというのが、現時点での私の考えです。

ですから、施術が終わっても、それですべてではありません。腰痛や肩こりなどの症状の原因となっているのは、話を聞いてみると、やはり身体の使い方が適切でなかったり、疲労回復に十分な休養をとってない、精神面での慢性的ストレスを抱えているなどが問題点として浮かび上がってきます。

体の使い方や生活面での問題を改善しておかないと、整体で身体を整え、症状を解消しても、再発することが多いと考えています。ですから、指導というよりアドバイスという感じで、普段の身体の使い方や生活習慣を聞いたうえで、「こうしたら身体の負担が少ないですよ」という言い方で自力整体法のようなことをお伝えしています。

中には、そんなことはメンドクサイという方もいらっしゃいますし、具合が悪くなったらまた整体や指圧やマッサージを受ければいいという方もいらっしゃいますが、やはりそういう方はすぐに効果がなくなり再発する確率が高いようです。

自分の身体のことは自分で責任を持つという生活態度が、施術後の効果を長持ちさせるし、その後も快適な状態を保っていることが多いようですね。